その後農地開放で土地も分散化されました。
当時、土地の有無を除いては平等社会といってよく、宵越しの金もないのでフロー経済一つで、働いてその日の糧を得る以外とるべき方策がなかったのです。
その後も個人の生涯生活設計での中心課題はライフサイクルの各段階で、フローの収入と支出をいかに合わせるかでした。
とりわけサラリーマンは収入が年功序列で上昇していくことを前提に必要支出をこれに合わせます。
多少の預貯金はいざというときのための出費というのが基本的発想であり、フロー経済一本槍でした。
ところが一方では次第に「土地」が価値を持ちはじめ高度経済成長の末期にはところかまわず土地に投資するものが出る始末でした。
・・・ではなぜ土地なのでしょうか。
土地にはニつの経済機能があります。